五月の七日から、私はこの生涯の初めの正式的な仕事を着手した。なんというだろう。緊張しているか、喜んでいるか。複雑な感じが満ちている。しかし、私はきっとせいぜいいっぱい頑張りぬいて、どんな仕事でもちゃんとやりたいと思う。 自分の能力と言えば、自信がないことがないが、一番心配しているのはやはり経験不足なのだ。それはもちろんだ。この一ヶ月近いの就職を通じて、私はこの点をもっと痛感している。 新米として私は、ほぼ何も分からない。はじめの頃は、タイプ機、ファクス機、砕紙機、、スキャナーなど日常的なオーフィス設備も使うこともできなかった。さいわい、会社で、仕事同士も熱心で、上司も実はやさしくて、分からないところがあったら、敢えて聞いてもいい。このような仕事雰囲気が本当に大好きなのだ。 今になって、この一ヶ月を振り返ると、本当にありがたいと思っている。自分のミスもだんだん少なくなってきた。はじめは、NDAをプリントする時、日本人のお客様に電話をする時、関連資料を翻訳する時、どうしてもうまくできなかった。例えば、「初めまして」という基本的なあいさつも忘れてしまって、専門用語もさっぱり分からなかった。何度も社長さんにやさしく注意された。一見すれば、私のこの社長さんは非常に厳しいリーダーで、どんなことに対しても、完璧な標準に基づいて私を要求している。初めの頃は、本当にたまらなかった。だんだんだんだんこの苦心を理解するようになってきた。 すべて私のためなのだ。今年の5月まで、私はずっと学生として、どんなに積極的に社会実践活動に参加しても、正式的な仕事経験が非常に乏しいに違いない。もっと厳しく言えば、経験ゼロなのだ。このような私は、初めからまじめに勉強しなければならない。「もし、あなたが最初の時に10件の難しい仕事をやれば、後にやさしい仕事に向けると、20件さらには30件でも平気だろう。」と社長さんのこの話に深く呼び起こされた。そして、私がよく強調されたのは「積極性」、「実行力」、そして「スピード」ということだ。つまり、積極的に報告する、連絡する、そして相談する、いわば社長がよく言った通りの仕事上の「ホウレンソウ」なのだ。「実行力」といえば、ためらわなく直ちに措置を取って任務を完成することを指す。それから、情報収集、あるいは情報伝達の時、「スピード」を求めなければならない。なるほどね。さすが社長さんだよね。このりっぱな上司につれて、本当にラッキだよね。 台湾系の会社で残業情況が日系会社のように非常に厳しいとよく聞いておるが、なかなか事実のようだ。私が今いるこの台湾系会社の支社には、人員がそんなに多くではないが、みんな一日中忙しい誰でも自ら残業している。だが、全員の年の差別も小さいので、かなり仲良くて、毎日の仕事生活が楽しい。実は、いまの私のとっては、「残業」というのが大好きなのだ。今自分一人で上海で頑張るだからのだ。仕事のほかに、別に面白いことがない。毎日、仕事が終ったらすぐ地下鉄駅近いの借家へ戻る。そのようなライフスタイルは自分の努力にもっと良い条件を提供する、私はそう思う。今の私は、仕事で気を散らさず頑張って、生活の重心をすべて仕事に置いてもいい、できるだけ早く自分の能力と知識を生かしたい、早く自分の潜在能力を発掘したい、早く自分自身の価値を実現したい。 みんなずいぶん頑張るな。この一ヶ月の間、CocoさんとCandyさんは病気になっても休暇を取らず仕事を続けていく。社長さんも、出張しない限り、一番遅くまで残業しているのはきっと社長さんにほかならない。本当に感心している。社長たるものでも、そこまでやっているのは本当に感心している。 なんと言っても、これから、私はもっと頑張って行きたい。 |