大学時代はあっという間だ。四年間は知らず知らずのうちに経ってしまった。今学期、授業はあまりにも少ないため、第九週で期末試験が行われた。それで、私たち四年生は見習い期間を迎えてきた。私としては、故郷の常州の就職したいので、見習いの場所は常州に決めた、それから、私は常州に戻った。 インタネットで履歴を送った。華生という会社から面接の電話があった。二回目の面接が終わったら、その会社に実習することが決まった。 その会社の名前は華生塑業で、つまりプラスチック製品を生産する会社である。2006年に新しく建てられた工場だが、広さは六万五千平方メートルで、職場の面積は二万平方メートルである。従業員は全部で四百人だが、現場で働いている人数は約百五十人である。 職場は主に二つの部分に分けられており、それぞれは精密射出部を精密金型部である。その会社は、国内ばかりではなく、海外でも有名な企業と取引関係を結んだ。例えば、“SEB”(上海)“kohler”(アメリカ)、コニカミノタ(無錫)は彼らのお客様だ。その会社が作った製品には、いろんな種類のものがあり、具体的に例を挙げると、家電製品、車の部品、PVC、金物、金属製品それから射出成型と金型など、たくさんある。 PVCの生産高は40パーセント、約6500万元で、金型と射出成型の産額は60パーセント約一億元になる。 実習の内容になると、会社のことについて深く知ること、それからは専門用語を習うこと、日本側から来たお客さんを接待することだ。 会社のことについては 会社の紹介を読むことを通して 分かるようになった。専門用語と言えば射出成型用語である。まったく知らない分野の単語だから、覚えにくいし、外来語ばかりだし、一時は困っていたの。 毎日7時10分ごろ起き、歯を磨いたり、顔を洗ったりしてから朝ごはんを食べる。食べ終わったら 会社に向かう。仕事は8時から始まる 午後5時まで続く。12時から13時までは昼食タイムになり。だから、昼食を終わらせたらしばらく休憩する事もできる。休みは一週間おきにしか取らないので、よくも疲れる感じがする。 会社の技術担当をしている人は日本人である。名前は元寺、六十歳ぐらい、やさしくていつもニコニコしているおじさんだ。技術の面に関わることは全部彼が指導することになっている。具体的に例をあげると、そうやって不良品を改善するか、検査の手順はどうなるかなどはすべて彼が決めるの。不良品が次々と出てくる場合は彼が対策を考える。中国語を聞き取ることはできるけど話すことは無理だ。それで会議で元寺さんの言ったことを皆さんに訳すことも私の仕事の一部となる。新入社員の私にとって、専門用語を話すことはちょっと難しいので、時々話せない言葉もある。そのとき、元寺さんは黒板に図面を書く、簡単な日本語で表す、本当に多いやりがある人だ。 大学で四年間ほど日本語の勉強をあきらめずがんばってきたとは言えけれども、日本語のレベルはそんなに上手なものではない、これからも日本語の勉強を続かなければならないという覚悟が出来たの。学校で習った日本語は学校あるいは普段の生活に関わるものだが、実際に会社に就職して、多く使う日本語は専門用語それから技術に関わる専門用語だ。そのような日本語は学校で習ったことはないので、また一から勉強しなければならないのだ。 要するに、実習することを通して、いろいろ勉強になったの |