要旨:懐石料理は茶道の派生物で、経済水準の向上に従い、それも高級料理として日本人の食卓に現れてきた。どうしてそれは長い歴史の中で絶えず発展し、そして見事に首位に踊り出たのか。これはその味が独特なためだけではなく、更に大事なのはそれが発展中で茶道の思想を吸収したのである。そのため、本論文はこの問題に対し、分析を展開したいと思う。本論文は懐石料理と茶道の概念および起源についても研究したいと思う。歴史背景を把握してから、詳しく茶道の主要な思想を分析していきたい。それから、懐石料理から茶道の「和、敬、清、寂」、「一期一会」と「独座観念」という三つの重要な思想を分析し、研究したいと思う。日本を対照とする研究の中で、日本文化への研究が数多く見られる。しかし、代表性を持っている懐石文化はあまり重視されていない。本研究を通じ、新しい視点から日本文化への研究ができればと思っている。
キーワード:和敬清寂;一期一会;独座観念
目次
謝辞
要旨
中文摘要
1 はじめに -1
2 懐石料理と茶道の概念および起源-2
2.1 懐石料理と茶道の概念-2
2.2 両者の起源-2
3 茶道の思想-4
4 懐石料理から見た茶道の[和、敬、清、寂]-5
4.1 [和]と[敬]の主要表現-5
4.2 [清]の主要表現-6
4.3 [寂]の主要表現-6
5 懐石料理から見た茶道の一期一会-7
6 懐石料理から見た茶道の独座観念-8
7 まとめ-9
参考文献 -10