要旨:ご周知のように、中国は日本茶道の発祥地である。日本の茶文化の歴史は中国の茶文化の歴史の発展に沿って発展してきたと言える。しかし、時代の変わり移りに従い、日本の茶道はすでに日本の民族文化と融合して、独自の特色を持つ日本茶道が「美しい宗教」を形成した。日本では、茶道は優雅、儀礼を求めて、静かで自然の環境を重んじるだけでなく、お茶を煮ること、お茶を浸すこと、お茶の味をみることなども重視する。茶道は生活の中でお茶を仲立ちとして、社交の一種の手段だとも思われる。それに審美の心を修得して、自己の教養を高め、情趣を添えるようになったと思う。本文は日本の茶道の研究を通して、茶道の有形の美と無形の美を調べて、日本人の美意識と審美の追求を反映する。
キーワード:茶;有形の美;無形の美;美意識
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
2.茶道の起源-1
3.茶道の有形の美-1
3.1茶室―草庵風
3.1.1茶室の不対称の美
3.1.2茶室の色であっさりした上品な美
3.1.3茶室に入る「にじり口」の特別な美
3.1.4「下地窓」「連子窓」の広い美
3.1.5掛け軸、画、やつれている美
3.2茶道具
3.3茶道出演
4.茶道の無形の美―精神の美-4
4.1茶道の四規
4.1.1和―自分の心の和、仲良くすること、道具との取り合わせの和
4.1.2清―心身共に清らかであること
4.1.3敬―人を敬い、自らを慎むこと
4.1.4寂―不動心やゆとりの気持ち
4.2侘び文化―「闲寂」
4.3一期一会
5.終わりに-6
参考文献-7
謝 辞-8