要旨:千年以上の交流歴史が有る中日両国には近代から多くの似た問題に遭遇する。そしてそれらのほとんどが同じ時期に欧米を真似して自国の近代化を進めるということである。しかし、中国と日本は全然違うプロセスで近代化が進められてきた。今になっても、日本は多くの分野で中国より進歩している。だから、日本を研究して、中国の現状と比較すると、我国の発展に役立つことができるだろうと考えている。本稿は筆者が興味を持っている小学校教育の一部分についての研究である。まずは中日の小学校教育を簡単に紹介する。また、課程の設置を主な部分として、評価方法及び進学の三つの方面から、中日小学校教育を比較して異同をまとめる。その比較の結果の上で、中日両国の小学校教育の不足に対して提案をしたい。そして、本稿を以って、目下の中国の教育改革と人材育成に役立てたいと考えている。
キーワード:小学校教育 課程 設置 評価方法 進学
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
2.中日の小学校教育について-1
2.1中国の小学校教育-1
2.2日本の小学校教育-2
3.中日小学校教育の比較-3
3.1授業の設置-3
3.1.1中国の小学校 授業の設置-3
3.1.2日本の小学校 授業の設置-5
3.1.3中日小学校教育 課程設置の比較-6
3.1.4中日小学校教育 課程設置についての考えと提案-7
3.2小学生の評価方法-7
3.2.1中国の評価方法-7
3.2.2日本の評価方法-8
3.2.3中日の評価方法の比較と提案-9
3.3進学-9
3.3.1中国の小学校から中学校への進学-9
3.3.2日本の小学校から中学校への進学-10
3.3.3両国の進学の比較と提案-10
4.おわりに-10
参考文献:-11