要旨
文化財建造物は国にとって非常に重要なことで、適切に保護することは意味深い急務となっている。この研究には、中日の文化財建造物に対する保存修理制度、特に法律の方面に注目してその特徴と異同を見極める。両国の考え方の差異を、それぞれの形成過程から比較、研究し、両国の特質を探り、実例の検討を通じて現在の保存事業を究明する。そして、対応方法を探して中国の文化財建造物に対する保護制度の充実に貢献する成果を得ることが本論文の研究目的である。
キーワード:古建築;保護制度;中日比較;異同
目次
謝辞
要旨
摘要
1 はじめに -1
1.1 本論文の背景-1
1.2 本論文の目的と方法-1
1.3 既往研究との関係-1
2 文化財建造物に対する保護の変遷の比較-3
2.1 変遷の過程-3
2.2 違いをもらたす原因-3
2.3 小結-4
3 現今の文化財建造物に対する保存修理制度の比較-5
3.1 主な法律-5
3.2 分類-5
3.3 指定-6
3.4 関係者-6
3.5 補助金-6
3.6 保存修理の制限-7
4 研究結論-12
4.1 中日文化財建造物保存の異同-12
4.2 対応方法-12
5 おわりに-14
参考文献-15