要旨
言語学の上で、中日両国の言語は異なる語族に属する。譜係を究明するから見れば、中国語と日本語はそれぞれ漢蔵語族とウラルアルタイ語族に属する;文法構造によって分類して、漢語は孤立語で日本語は膠着語である。一見何の類似点もない2種類の言語体系は両国地理が隣り合い、経済と貿易などの往来の頻繁さが言語接触を発生したことを引き起こすため、現実的に同じ形態の語彙——中日同形語が大量に存在する。あるいは同形同義であり、あるいは同形異義、または両者の間に介在する 。この差の裏には、両国言語体系の発展史を探求するきっかけは提供してくれることばかりではなく、この手がかりによれば、中日両国の言語の伝播性と歴史性を掘り起こすことができる。それに基づいて,本文は主に中日同形語の範囲、数量、歴史と分類に焦点を合わせ、詳しく述べる。これを基礎として、両国言語体系の未来の動向を分析し、さらに日中両国の文化や経済交流を促進することを的としている。
キーワード:中日同形語;同形同義語;同形類義語;同形異義語
目次
謝辞
要旨
摘要
1はじめに-1
1.1 研究の動機及び目的-1
1.2 先行研究のまとめ-1
2中日同形語の概況-2
2.1 中日同形語の定義-2
2.2 中日同形語の由来-3
2.2 中日同形語の数量-4
3中日同形語の分類-5
3.1 同形同義語-5
3.2 同形類義語-6
3.3 同形異義語-7
4おわりに-10
参考文献-11