要旨:日本は世界中アニメション産業の最も発達している国である。毎日数千本のアニメ作品がテレビ局で放送されている。これらの作品は大体アニメ企業と漫画家との協力により作り出されたものである。しかし、新海誠はこのパターンを潰し、「個人製作」という潮流を作った。
新海誠はデジタルアニメーションを自主制作のふりーランスである。2002年デビュー以来、質の高い数作で人気新鋭監督の地位を確立した。監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの作業を一人で行い、従来の自主制作のレベルをはるかに超えたクオリティーの高さが注目を浴びる。
新海の作品のスタイルでも伝統作品と比べ革新したところがある。伝統なアニメ作品は「動」に工夫している。華麗な特撮シーンやキャラクターの流暢な動作を求めている。しかし新海の作品は綺麗な静止画を多く使い、ストーリーの流れは台詞や傍白で進むことが多い、「静」を求めているアニメ業界の一つ特別な存在である。本文は新海誠の主な作品をストーリー、画面、台詞などの方面から分析する。
なお、業界では新海誠の作品に対する評価は両立している。彼の絵が緻密で、背景描写得意だが人物描写やストーリーを書く能力が弱いと考える人が多い。本論文はさまざまな意見を集め、客観的に新海誠を評価する。
キーワード:新海誠、アニメーション、自主制作、革新
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
研究の背景と目的-1
第一章-作品の紹介と評論-2
1.1 短編作品-2
1.1.1 物語-2
1.1.2 画面-2
1.1.3 台詞-2
1.1.4 総評-3
1.2 ほしのこえ-3
1.2.1 物語-3
1.2.2 画面-3
1.2.3 台詞-4
1.2.4 総評-5
1.3 雲のむこう、約束の場所-5
1.3.1 物語-5
1.3.2 画面-6
1.3.3 台詞-6
1.3.4 総評-7
1.4 秒速 5 センチメートル-7
1.4.1 物語-7
1.4.2 画面-8
1.4.3 台詞-8
1.4.4 総評-9
1.5「星を追う子ども」-9
1.5.1 物語-9
1.5.2 画面-11
1.5.3 台詞-11
1.5.4 総評-11
第二章-新海誠の評価-13
2.1「個人製作」に対する評価-13
2.2 絵に対する評価-13
2.3 ストーリーに対する評価-13
2.4 新海誠の作品とほかのアニメ作品と比較-14
第三章-新海誠の影響-15
3.1 アニメ製作に対する影響-15
3.2 中国に対する影響-16
終わりに-17
参考文献-18
謝辞-19