要旨:世界ではいろいろな言葉がある。それぞれは各自の歴史や文化などの要因に伴い、発展してきたもので、明らかに様々な特徴が表している。本論文はその中の日本語の、言語表現で一番現れている曖昧さと、その曖昧さに関連していることについて探求しようと思われる。
本論文の第一章には、本課題の創作意図を述べる。その中では、日本語の曖昧表現に関する先行研究とその研究方法も、また研究の意義と目的も含めている。
それから第二章には、調査により、日本語の曖昧表現の意味と日常の言葉との繋がりを考える。逆に脚本で映した言語表現を味わう。特に脚本で出た曖昧表現について探求して述べる。
第三章には、さらに規範的に脚本での曖昧表現を分類し、その言語表現におく役割を分析する。また他の言語表現での曖昧さを探し、その曖昧さと他の言語表現との融け合いを探求して述べる。それから、本章では、日本特有の「以心伝心」から、深く曖昧表現の底を考えてみようと思われる。古い文学作品で昔の曖昧表現を探し、その移りについて学ぶ。
本論文の第四章には、歴史と文化という面を通し、日本語の曖昧表現の形成原因を考察してみよう。
日本語の曖昧表現についてホンの少し分かっていることをまとめてみるのが本論文の目指しの一つで、またその認識を自分が学びへ進む力にしようと思われる。なお、本論文で表した考えなどが同じ日本語の曖昧表現に興味のある者の参考になれるように願っている。
キーワード:暧昧表现、以心伝心、台词
目次
要旨
中文摘要
第一章-序論-.-1
1.1-先行研究 -1
1.2-研究方法、目的及び意義 -2
-1.2.1-研究方法 -2
-1.2.2-研究の目的と意義 -2
第二章-曖昧表現の意味と台詞 .-4
2.1-曖昧表現の意味 -4
2.2-台詞の言語表現 -4
第三章-台詞での日本語の曖昧表現 .-6
3.1-曖昧表現の役割 -6
3.2-それぞれの表現での曖昧さ -7
-3.2.1-拒否表現での曖昧さ -7
-3.2.2-省略表現での曖昧さ -8
-3.2.3-推量表現での曖昧さ -8
3.3『以心伝心』と曖昧表現 -8
3.4-古今の曖昧表現 -9
第四章-曖昧表現の形成原因 -11
4.1-曖昧表現の歴史背景 .-11
4.2-曖昧表現の文化背景 .-11
4.3-心理的な自己保護 .-11
終わり --13
参考文献 -14
謝辞 --15