要旨:
中国と日本は一衣帯水の関係にあるアジアの国である。隣同士が故にトラブルこそ相次いでいるが、昔から交流が続いてきた間柄でもある。日本は中国からは、漢字、服、芸術等についていろいろと学び取っていた。それは現代に及んでも継続され、もはや大和民族の一部となっている。第二次世界大戦後日本は急速な発展を遂げた。それはなぜだろうか。もちろん忍耐力、愛国精神は欠かせないものだが、積極的に他国のいい所を取り入れる柔軟性や学習力も重要だと考える。そして、中国にもその柔軟性と学習力を身につけるべけだ。日本人はサークル活動への関心が強い。多くの学校は学生にサークルに参加するようにと要求する。その狙いは学校教育の目的と一致するものであり、学生の心身の健康にある。サークル活動には重大な意義がある。しかし、中国では小学校はおろか、高校でもサークル活動があるところは僅かである。大学ではあるものの、制度には改善すべきところがある。中日のサークルの現状を比較し、その上に中国の国情に合わせて取り入れていいところを見つけたい。
キーワード:中国;日本;サークル;比較;教育
目次
摘要
要旨
1.-中日両国の大学におけるサークルの歴史-1
1.1中国の大学におけるサークルの歴史-1
1.2日本の大学におけるサークルの歴史-2
2.-大学サークル活動の現状についての中日比較-4
2.1中日両国における大学サークル活動の現状-4
2.2中日両国における大学サークル活動の特徴-6
2.3中国の優位性-7
2.4中国の不足-8
3.-中国の大学におけるサークルをよりよくするために-10
3.1学校の面から-10
3.2学生の面から-11
3.3政府の面から-11
終わりに-13
参考文献-14
謝辞-15