要旨:学習動機は第二言語学習にかなりの影響力を持っている。本稿は日本語専攻大学生と非日本語専攻大学生における日本語学習動機の種類に対する比較に焦点を当て、調査研究を行ったものである。調査は大連民族大学日本語専攻大学生50名、非日本語専攻大学生50名を対象に行った。調査の結果によると、日本語学習者の学習動機は主に5種類に分け、それぞれは道具型、興味型、自身充実型、交流型、誘発型である。
学習動機の種類に対する比較分析をしたところ、専攻大学生に交流型の割合は最大で、道具型、興味型と自身充実型の割合は順次低くなり、誘発型の割合は最小である。非日本語専攻大学生においては、興味型の割合は最大であり、自身充実型の割合は最小である。全体としては、日本語専攻大学生における日本語学習動機の分布がたいてい均一的であるのに対して非日本語専攻大学生の日本語学習動機はある程度の傾向性を見せている。
キーワード:日本語;専攻;非専攻;学習動機
目次
摘要
要旨
1はじめに-1
2 先行研究-3
3 調査-5
3.1 調査の時期と協力者-5
3.2 調査の方法-5
4 データの整理及び考察-7
4.1 日本語学習動機の種類-7
4.2 専攻大学生における日本語学習動機-7
4.3 非日本語専攻大学生における日本語学習動機-8
4.4 日本語専攻大学生と非日本語専攻大学生における日本語学習動機の比較-9
5 日本語学習動機に対する総括及び提案-11
6 おわりに-12
参考文献-13
附录A 调查问卷:関于高校日语学習者学習動機的调查问卷-14
附录B学習動機種類及詳细-16
謝 辞-17