要旨:本文は「ロケット団」と「灰太狼」を主に日中の児童向けアニメの悪役からその将来像を予測し、将来日本は絶対悪型の悪役が減少しほとんどが正邪混在型になるばかりでなく、悪役自体も減少する傾向にあり、一方中国では政治化、超人化、凶暴化を捨て、より生活化、喜劇化、現実化し、正邪混在型の悪役が増えるだろうという結論を得た。
キーワード:児童向け;アニメ;悪役;未来像
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに1
2.悪役1
2.1定義
2.2作品の中における悪役の存在の意味
2.3悪役のタイプ
3. 日中児童向けアニメに独特の風格がある悪役.3
3.1日本
3.2中国
4.ラブリー・チャーミーな敵役――ロケット団6
4.1人気の原因
4.2キャストの変化
5.伝統を打ち破る悪役――灰太狼9
5.1人気の原因
5.2「灰太狼」の革新
6.日中児童向けアニメの悪役の将来像の推察12
6.1日本
6.2中国
7.おわりに13
参考文献14
謝辞 .15