要旨:衣服は人間の第二層の皮膚であって、民族の文化的象徴でもある。漢服は、中国伝統文化の重要な記号と象徴である。漢服と和服に関する知識がわからない人にとって、両者を区別できないかもしれない。さらに漢服は360年も消えていたため、一部の少数民族と漢服提唱者を除いて漢服の知識を知る人が少ない。本論は漢服と和服の比較を通じて、漢服と和服への理解と認識を深めることを目的とする。漢服復興運動はほかの中国の伝統文化を復興する契機である。民族性があるこそ、ほかの国からも重視されるのである。もし、国際化に走るあまりに、自国に個性的な特別なものがなくなったら、国家として世界の中で立てないかもしれない。漢服と和服の文化を研究することにより、他分野の伝統文化への態度を正しくするべきである。
キーワード:民族;存在感;伝承;漢服復興運動;伝統文化
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに1
2. 漢服1
2.1 定義と由来
2.2 風格と特色
2.3 歴史性
2.4漢族の伝統衣装としての漢服
2.5漢服着用上の礼儀
2.6漢服の着付け方
2.7 現代の漢服
3. 和服5
3.1 定義と由来
3.2 風格と特色
3.3和服着用上の礼儀
3.4和服の着付け方
3.5現代の和服
4. 漢服と和服における様式上の諸問題.6
5. 漢服と和服が与える感覚上の諸問題
5.1漢服と和服におけるデザイン
5.2漢服と和服における色彩
6. 漢服と和服に対する中•日両国民の態度8
6.1 日常生活
6.2 非日常的儀礼
6.3 伝統的な節日
7. 漢服運動の興起8
8. 漢服と和服に見る伝統文化の重要性.9
9. 結論10
注12
参考文献.13