要旨
男女の生理的に存在する差異を自然性別というが、英語では、sex(セックス)で表現する。しかし、社会的の男性と女性は、実際に人の自然性別を指すことではなく、英語では、gender(ジェンダー)で表れる。日本語は性差が一番大きい言語の一つと言われているが、今、どんどん境目不明になっている。加えて、日本人の社会性別は曖昧であることは珍しくない。幕府時代(1603―1867)に、歌舞伎の女優は全部男性の俳優であった。彼らの振る舞いは、女の優しさと美しさをこめ、どんどん「女性化した」男性になった。相対的に、「男性化した」女性もいたそうである。アメリカの学者Ian Burumaは、このような人が「新人類」と命名した。つかず離れずという理想美感は、日本人の伝統審美感によく合う。本稿は先行研究をを踏まえ、「男性化した」した女性たちの表現、形成の原因及びもたらす影響を分析してみた。
キーポワード:男性化; 同性愛; 草食系男子;女性用語
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
2.先行研究と本研究の立場-2
2.1先行研究-2
2.2本研究の立場-2
3.「男性化した」女性たちの表現-3
3.1外見の面-3
3.2内在の面-4
3.2.1生理-4
3.2.2心理-5
3.3言葉の面-6
3.3.1文末表現-6
3.3.2人称代名詞-8
4.「男性化した」女性たちの生成の原因-9
4.1自分より-9
4.1外より-9
4.3 その他-10
5.「男性化した」女性たちの影響-11
5.1社会への影響-11
5.2家庭への影響-11
6.まとめと今後の課題-12
参考文献-13