要旨
坂本孝が創立した「ブックオフ」を代表として、「新古書店」というビジネスモデルが伝統の古書店の形を打ち破り、急激に栄えてきた。
本論はブックオフを例にして、日本の新古書店を全面的に考察する。まず新古書店の経営戦略を検討する。そして、新古書店が日本の書店業界に与える影響及び業界がそれに対する対策を分析し、さらに、新古書店から、未熟な中国の中古品ビジネスに参考になる発想を提出する。
キーワード: 新古書店、経営、市場、中古品商売
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 先行研究-2
3.経営者の立場から見た新古書店-3
3.1新古書店の価格戦略-3
3.2顧客のニーズを深く理解する-4
3.3マニュアル化と全員経営-5
4.新古書店による発想と中國への示唆-7
4.1出版業界の反省-7
4.2多様化した中古品ビジネス-7
4.3ポテンシャルを秘める中国市場-8
5. おわりに-10
6. 参考文献-11