要旨
日本語学習者にとって、日本語を勉強しているとき、オノマトペがよく見られる。オノマトペは単に覚えればよいわけではなく、いろいろな用法があり、中国語に訳す方法も異なっている。オノマトペの用法と日中対訳について研究するために、「ぎりぎり」という単語を中心に、コーパスや辞書類を分析資料としてデータを集め、考察していきたい。
本稿はデータ量が十分に足りているとは言えないが、おおよその流れが把握できるのではないかと思う。
キーワード:オノマトペ 擬音語 擬態語 ぎりぎり 日中対訳 コーパス
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 先行研究-2
2.1 オノマトペの定義-2
2.2 オノマトペの分類-2
2.3 オノマトペについて日中両国の研究現状-2
3. 「ぎりぎり」について-3
3.1 品詞論による「ぎりぎり」の仕分け-3
3.2 文における「ぎりぎり」の働き-4
3.3 「ぎりぎり」のコロケーション考察-5
3.3.1名詞の「ぎりぎり」について-5
3.3.2形容動詞の「ぎりぎり」について-6
3.3.3副詞の「ぎりぎり」について-6
4. 「ぎりぎり」に対応する中国語訳と分析-7
4.1中国語の決まり文句-7
4.2文脈からより中国語らしくする-9
4.3省略-10
5.おわりに-11
参考文献
謝 辞