要旨
宮崎駿は日本の著名な映画監督である。彼が監督した映画は日本及び全世界でも人気がある。宮崎駿も国際的に有名な反戦者で、宮崎の多くの作品では、その中に含まれる反戦思想が見られる。宮崎は自分の反戦思想を映画に込めて、わかりやすく人々に戦争の危害と平和の尊さを伝えている。それ故、宮崎駿の映画を鑑賞する人々は宮崎駿の反戦思想に共感している。『ハウルの動く城』は宮崎駿の多くの作品の中の一部である。本文は『ハウルの動く城』を詳しく考察し、宮崎のほかの作品と結びつけ宮崎駿の反戦思想における矛盾、愛と美を検討したい。
キーウード:宮崎駿、ハウルの動く城、反戦、
目次
要旨
中文摘要
1,はじめに-
1.1先行研究-
1.2研究の目的と意義-
2.宮崎駿とその反戦作品-
2.1宮崎駿その人-
2.2宮崎駿の主な反戦作品とその反戦思想の背景-
3.『ハウルの動く城』から見る宮崎の反戦思想-
3.1映画における戦争の描写とその原因-
3.2主人公についての分析-
3.3ハウルと火の悪魔――大きな力の持ち主-
3.4ハウルと師匠サリマン――権力の化身-
3.5『ハウルの動く城』における反戦思想-
4.人間性から見る宮崎駿の反戦思想における矛盾、愛と美-
4.1科学技術と戦争-
4.2政府と戦争-
4.3主人公の愛と美-
5.終わり-
参考文献