要旨:言語は人間の日常生活とかなり緊密な関係があると思われる。日本語は言うまでもなく、例外ではないのである。そのなかで、言語のユニークな表現の一つとして、日本の諺は日本文化の中で重要な地位を占めている。
日本の諺は古代文学の形式の一つとして、世代から世代へと言い伝えられてきた。だから、昔から諺は日本の文学及び文化と切っても切れない深い絆がある。諺は文化の一つのメディアと見なされて、社会文化及び自然文化を継承し続ける。この点について、関連する諺の例がよく見られる。
自然観というものは、人々の自然に対する認識や判断を指し、価値観の重要な構成であり、文化の中において不可欠の一部である。日本は島国という特別の自然環境をもつことで、特別の自然観が生み出された。その自然観は自然に対する限らない愛、崇拝、及び一体感である。そのため、自然観は日常生活に大きな影響を与えている。本研究は分析を通じて、自然観は日本人の衣食住だけでなく、日本人の考え方、行為にも大きな影響したことを論証する。例えば、日本人の他国にない防災意識はその自然との一体感から生まれたと考えられよう。
従って、本課題は研究に基づき、日本人の自然観を分析し、日本人の生活や認識に対しての影響を究明してみる。日本の文化に対する理解を深め、中日の文化交流を促進できるのが期待である。
個人の能力が限られているので、研究にはいろいろな問題があり、今後の研究において、さらに補足する必要があると考えている。
キーワード:諺 自然観 自然文化 社会文化 日常生活
目次
要旨
中文摘要
はじめに1
1、諺の定義及び特色1
2、諺と文化の関係‥2
2.1、諺における社会文化の体現2
2.2、諺における自然文化の体現3
2.2.1、諺と山3
2.2.2、諺と海4
3、諺の中の自然観4
3.1、自然観について4
3.2、諺と自然観5
3.2.1、自然との一体感·5
3.2.2、自然に対する畏敬の念·6
4、日常生活に対する自然観の影響7
4.1、日常用品の自然風 7
4.2、環境意識と危機感 7
おわりに8
参考文献 9
謝辞 10