要旨:茶道は中国から日本へ伝えられ、日本の伝統文化と結びついて、日本民族の独特な気質と風格が備わった。日本の宗教、芸術、哲学、美学、礼儀、論理と融合して、総合的な文化となり、日本文化の中でとても重要な地位を占めている。「侘び」、「さび」といった美意識の発見や「茶禅一味」という理念に、茶の持つ精神のあり方を見ることができる。そして、侘び茶の誕生は茶道の成立の象徴だといえるので、侘び茶は茶文化に大きな影響を与えた。侘び茶は長期発展を経て、生活中の礼儀な、精神修養の方式になったと思われる。飲茶、お茶の品定めを通して、友情を増進し、審美の心を修得することもできる。
本文は日本の侘び茶の歴史、侘び茶の精神、侘び茶の茶室と露地および侘び茶と禅の関係を分析し、侘び茶に対する理解を深めることを目指し、それによって日本の茶文化をもっと理解できるように望んでいる。
キーワード:侘び茶;茶道;茶禅一味;和敬清寂
摘要:茶道由中国传入日本,并与日本的传统文化相结合,已具备日本民族其独特的气质与风格。茶道融合日本的宗教、艺术、哲学、美学、礼仪和伦理于一体,成为一种综合性的文化,在日本文化中占据十分重要的地位。从茶道精神中能够看到它所具有的闲寂之美以及茶禅一味的理念。闲寂茶的诞生可以说标志着茶道的成立,因此闲寂茶对日本的茶文化有很大的影响。闲寂茶经过长期的发展已经成为生活中的礼仪和精神修养的一种方式。通过喝茶、品茶可以增进友情,修养身心,对于学习礼仪也很有帮助,其本身也是一种令人身心愉悦的仪式。
本论文通过对闲寂茶的发展历史,闲寂茶的精神内涵,闲寂茶的茶室和露地以及闲寂茶和禅的关系进行分析,希望以此加深对闲寂茶以及日本茶文化的理解认识。
关键词:闲寂茶;茶道;茶禅一味;和敬清寂