要旨:激変して予測できないビジネス社会で、上司、同僚やお客様などと円滑な関係が築ければ、仕事に大きなプラスになる。しかし、彼らと付き合う間、時々彼らからの依頼や誘いを断る場合も避けられないのである。本稿は日本ビジネス社会を背景に、適度に断るマナーについての研究である。まず、断り行為の定義や研究する意義から述べる。先行研究を踏みながら、日本のビジネス社会で真実感がある断り場面に直面し、断り上手な人目指す。そして、日本ビジネス社会のマナーの総体特徴及び断り方の特色を分析する。特に日本人婉曲や曖昧なやり方及び「詫び先行型」について論じる。また、断り下手の弊害を分析したうえで、実際生活で、上司、同僚やお客様で付き合う間、よく出会う断り場合に直面して、上手な断り方を探求する。さらに、断り達人になるためのスキルを巡って分析し試みる。最後に、相手と適度に付き合い、上手に断るという結論を出した。
キーワード:「断り」行為;ビジネスマナーの特徴;断り下手の弊害;対応するパターン;断るスキル
目次
謝辞
要旨
中文摘要
1 はじめに -1
2 日本ビジネス社会のマナーの総体特徴及び断り方の特色-2
3 ビジネス社会で、断り下手の弊害-4
4 上司、同僚と付き合い間、よく出会う断りたい場合-5
4.1 上司から、酒の席やデートの誘いを断りたい時-5
4.2 同僚から、引き受けにくい仕事を断りたい時-5
4.3 同僚から、飲み会の誘いを断りたい時-7
5 お客様と付き合い間、よく出会う断りたい場合-8
5.1 出席できない場合を断りたい時-8
5.2 無理な条件や要求を断りたい時-9
6 断り上手な人になるスキル-10
6.1 自分の考えと感情に忠実で、責任を持ち、行動する-10
6.2 相手の立場に立ち、相手の気持ちに共感できるように断る-10
7 まとめ-12
参考文献 -14