要旨:周知のように、世の中では、いかなる国でも、毎年、定期的に行事を行う。国によって、祝日に独特な思想や精神が含まれていることが違うのは当然のことである。日本にも、行事が多くある。これらの年中行事は日本ならではの民族精神と文化を深く理解することに対して、重要な手段の一つである。
年中行事と言うと、普通は「神」、「仏」といった「宗教」と結びつけられる。だから、「神」の文化を研究するために、年中行事から分析することは必要であると考えた。それに、日本の歴史を振り返ってみると、「神」は肝心な地位を占めている。「神」というものは、非常に日本人の日常生活に溶け込んでいて、不可欠なものとなっている。現代、科学を尊ぶといっても、神に関する文化を研究することは迷信を破るためではなく、伝統文化を捨てるという意味もない。ただ、客観的な態度で「神」を研究する。本稿では、重要な国民の祝日としての正月に絞って、神の文化を研究してみた。
キーワード:年中行事;神;仏;宗教;正月
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 年中行事とは-2
1.1日本の年中行事の定義と目的-2
1.2年中行事の分類-2
第二章 正月の神の文化-4
2.1日本の正月-4
2.2神に関する新年祈願-5
2.2.1多種多様の神-5
2.2.2正月さま-5
2.2.3除夜の鐘と初詣-7
2.2.4 七福神-7
2.3正月に神文化が現れる原因-8
第三章 日本人ならではの特有の観念-9
3.1宗教観-9
3.2自然観-10
おわりに-12
謝 辞-13
参考文献-14