要旨:第二次世界大戦後、わずか数十年の間で、日本は著しく発展して、いまでは世界経済大国の第二位に登った。その原因を究明すれば、勤勉に働くことのほか、日本人のその独特な集団意識が大きな役割を占めている。日本人のこの集団意識は日本の社会と歴史の発展過程に対しても巨大な影響を及ぼし、日本人のもっとも重要な民族意識のひとつになった。集団意識はその集団内部の力を合わせて、潜在能力を十分に発揮することができ、客観的に集団内部の団結を強めることもできる。一方、あまり集団全体を強調するので、「無責任体制」を形成しがちのほか、人の意志力、創造力、個性を抹殺する傾向もある。本論文は日本人のその集団意識が形成した背景、日本社会への影響、中国企業へのヒントを論ずる。どのような文化にも、自分なりの長所もあれば、短所もある。集団意識もそうである。世界中の国々はさらに発展していくために、ほかの文明の長所を取り入れ、短所を補うべきと思う。
キーワード:集団意識 表現 背景 影響 ヒント
摘要:二战以后,日本经济得到了飞速的发展,短短几十年的时间,经济跃居世界第二位。探讨其经济飞速发展的原因,除了日本人的辛勤工作,日本人那独特的集团意识也起了极其重要的作用。日本人的这种集团意识对日本社会和历史发展进程起了巨大的影响,成为了日本最重要的一项民族意识。集团意识能够凝聚集团内部的力量,使集团内部成员的潜力得到最大发挥,同时客观上也能够加强集团内部的团结。但是, 过于强调集团意识,容易导致无责任体制的形成,此外,也容易抹杀个人的意志力,创造力,不利于个人个性的发展。无论那种文化都有其自身的优点和缺点,集团主义也是如此。在现在的这个世界,不只是日本还有中国,世界上的任何一个国家都应该吸取别国优秀文化的精华,取长补短,使自己得到更好的发展。
关键字:集团意识 表现 背景 影响 启示