要旨
日本では、どこでも「漢字」が見られる。それに、その意味を当てたら、大体わかる。しかし、その中に、常用漢字と違い、一見して、意味をあまり適当に把握できなさそうな場合もある。それらは和製漢字であり、日本の国字(以下は「国字」で示す)とも呼ばれる。
大量の先行研究によると、国字の研究範囲はほぼ由来、発音、造字や文化などである。本論は大量資料を参考した後、漢字は中国から日本に伝入し、再作されてからまた日本から中国に逆輸入されたことに基づいて、漢字の構成、国字の生まれや定義等を調べ、当時の背景を考慮を入れながら、特徴のある国字の由来、字形及び字義を合わせて説明を進めていく。
キーワード:漢字 和製漢字 国字 趣
目次
摘要
要旨
はじめに-1
1 漢字の歴史と成り立ち-1
1.1字体の変遷-2
1.2『説文解字』と六書-2
1.3漢字の伝わりと影響-2
2 和製漢字と国字-2
2.1和製漢字とは-2
2.2国字について-3
3 自然に関する国字-6
3.1動物類に関する国字-7
3.2風景に関する国字-7
3.3植物類に関する国字-7
4 社会に関する国字-8
4.1人に関する国字-8
4.2測りに関する国字-8
4.3器具に関する国字-8
4.4地名に関する国字-9
4.5人名に関する国字-9
5 精神に関する国字-9
5.1植物に関する国字-9
5.2動物に関する国字-9
5.3人間に関する国字-10
おわりに-10
参考文献-12
謝辞-13