概要:本論文は家訓に現れた日本商家価値観を研究対象とし、住友家を中心に、他の家訓も取り入れ、人柄、金銭の観念、一族関係、教育などに着眼し、文献調査を行い、家訓に現れた日本商家価値観を分析する。研究によって、日本商家家訓には社会や商業や教育などを推進する積極性があり、個性や創造性を圧制する限界性もあることがわかった。
目次
概要
中文摘要
序 章 研究目的と方法-1
第1章 先行研究及び不足-1
第2章 商家家訓の概要-2
第1節 商家家訓の由来と発展-2
第2節 商家家訓の主な内容-3
第3節 商家家訓の役割-3
第3章 住友の家訓-4
第1節 住友家の歴史-4
第2節 住友の家訓の細則-5
第3節 住友の家訓の基本精神と価値観-6
第4章-積極性と限界性-7
第1節 商家家訓の積極性-7
第2節 商家家訓の限界性-8
終 章 結論と啓示-9
参考文献- 10