要旨:『天地有情』は土井晩翠の処女作であり、彼の一生で最も代表的な作品でもある。『天地有情』は同時代の詩人と違った、高めて雄大の男性的な詩歌の格調という創作風格が反映されている。同時に、この部の詩集も目立って土井晩翠の個人の人生追求、また人格の魅力を表現する。そして、この部の詩集は土井晩翠の人生軌跡を予言する。本稿は土井晩翠の詩歌の格調と人格の魅力を研究しながら土井晩翠が日本近代詩壇に対しての貢献を探究していく。
キーワード:『天地有情』土井晩翠 雄大 人格 近代詩壇
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
2.辞書による土井晩翠と『天地有情』の紹介-1
3.『天地有情』に見られる土井晩翠の詩歌の格調-2
3.1 『星と花』と『花と星』の巧み-2
3.2 『荒城の月』の壮絶-3
3.3 詩歌の格調について-4
4.『天地有情』に見られる土井晩翠の人格の魅力-4
4.1 『希望』から見た春の生きがい-4
4.2 『廣瀬川』から見た夏夜の静かさ-6
4.3 『星落秋風五丈原』から見た秋のものさびしい-7
4.4『天地有情』と土井晩翠の関連-8
5. おわりに-9
参考文献