中日家庭料理の比較研究———鎮江市と津市を参考に
要 旨:ご周知のように、中日は一衣帯水の隣国隣国である。昔から中日両国の交流は盛んでいる。人間が日々の生活を送るには、衣食住が不可欠なものである。「民は食をもって天となす。」ということわざの言ったとおり、食はその中の最も重要な要素である。それに基づいて、拙論は中日の家庭料理を中心に中日の食文化について検討してみたい。
筆者は今中国の鎮江市の江蘇大学で日本語を勉強し、大学三年生の時に留学生として日本の三重県の津市の三重大学で留学したことがあるので、今回の卒業論文は鎮江市と津市を参考にして中日の家庭料理を検討してみたいのである。しかし、筆者の調査したところ、それに関する研究はあまりないようである。したがって、筆者は鎮江市と津市の友達を調査対象にして、中日の家庭料理の相違を分析する。
拙論の主な内容は次のとおりである。まず、中日家庭料理に関する先行研究を取り上げて分類する。それから、私が作ったアンケートの内容に基づいて中国の鎮江市の家庭料理と日本の津市の家庭料理を比較して相違点になる原因をまとめる。次に、中国と日本家庭料理の相違を検討し、しかし、最後の検討は形や味などの方面からのではなく、料理の名や文字の方面から比較してみたい。最後に拙論のまとめと今後の課題について述べる。
キーワード:中日比較 家庭料理 食文化
目次
要旨
中文摘要
1.はじめに-1
1.1本研究課題について-1
1.2先行研究-1
1.3存在問題-2
1.4本研究の方法-2
2.津市と鎮江市の家庭料理の比較-2
2.1主食-2
2.2味見-3
2.3食材-3
2.4調理方法-4
2.5食べる時の雰囲気-4
2.6もっとも重要なこと-4
2.7よく食べる家庭料理-5
2.8中国の鎮江市の家庭料理と日本の津市の家庭料理の比較一覧表-6
3.日本と中国の家庭料理の相違についての検討-7
4.終わりに-8
謝 辞-9
参考文献-10
アンケート-11