要 旨
本稿では主に中日大学生のアルバイト価値観を中心に調査法、文献法を通して両国大学生のアルバイト価値観の異同及びその成因を検討し、両国大学生にとって科学的なアルバイト観念を確立する時の参考になると同時に、アルバイトにおける現存している問題に解決策やアドバイスを探究してみることにも触れた。
調査によると、アルバイトの必要性を認める比率については日本ほとんどの大学生が「ある」と答えたのに対し、我が国の大学生の認可度はそんなに高くないとみられる。それにアルバイトをする理由は様々であるが、我が国の大学生は「時給」や「簡単で気軽くできる」や「学業とのバランス」を大事にするのに対し、日本の大学生の場合は「時給」「簡単で気軽くできる」の他に「同僚状況」や「仕事の雰囲気」や「社会勉強」等の理由も言及された。また我が国の大学生はアルバイトの目的としては能力アップやお金を目指しているのに対し、日本の方がまずはお金で、次いで仕事経験である。それに自立や友達作りや職場マーナーを身に着けることも重視している。他に、アルバイト代の使い方やアルバイトの人気ランキング等も異なる。
上述した差異を基づいて本文では家庭教育の差異、社会のスタイルの差異及び個人性格傾向という三つの視点から探究した。
キーワード:中日大学生 アルバイト価値観 比較
目 次
要 旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 研究方法及び調査手続き-2
1.1 研究方法-2
1.2 調査の手続-2
第二章 中日大学生アルバイトに関する価値観-4
2.1 中国大学生アルバイト及び価値観の現状-4
2.1.1 アルバイトの必要性と従事率-4
2.1.2 アルバイトの人気ランキング及び決定要因-5
2.1.3 アルバイトの目的とマイナス影響及びバイト代の使い方-6
2.1.4 その他-7
2.2 日本大学生アルバイトに関する価値観の現状-8
2.2.1 アルバイトの必要性と従事率-8
2.2.2 アルバイトの人気ランキング及び決定要因-9
2.2.3 アルバイトの目的とマイナス影響及びバイト代の使い方-11
2.2.4 その他-11
第三章 両国の比較と特徴-14
3.1 アルバイト意識の比較-14
3.1.1 アルバイトの必要性と従事率-14
3.1.2 アルバイトの人気ランキング及び決定要因-14
3.1.3 アルバイトの目的とマイナス影響及びアルバイト代の使い方-15
3.1.4 困った時の相談先-15
3.1.5 アルバイトの従事時間と学業に関するバランス-15
3.1.6 アルバイトの情報源-16
3.2 価値観の異同を形成する原因-16
3.2.1 家庭教育の差異-16
3.2.2 社会のスタイルの差異-18
3.2.3 個人性格傾向の差異-20
おわりに-22
参考文献-23
文献概要-25
謝辞-28