要旨:今日、環境問題は全球性問題になって、環境保護、自然と共に生きていくという視点が世界各国の注目になっている。過去の日本、特に第二次世界大戦後の日本は、全力を国の経済発展に与え、生産業は環境破壊と国民の健康を無視し、大規模な環境問題や公害を起こした。その後、政府、国民、企業は一緒に協力し合い、環境問題の対策や解決方法を作り出した。本論文は国際的に環境保護の先進国――日本を例とし、環境保護のために、法律、地域住民と関係者及び環境教育という三つの方面における取り組みから見られる日本人の環境保護意識について論述する。一方、日本人の環境保護意識と日本の自然環境、日本人の自然観、宗教観との密接な関係を考察してみる。
本論文は主に四つの部分からなっている。第一章では日本廃棄物処理の概況について紹介する。第二章では日本の廃棄物処理事業において、仙台を例として挙げられる。第三章では環境保護に対する日本の取り組みから見られる日本人の環境保護意識について論述する。第四章では日本人の環境保護意識とその文化的根源の繋がりを考察する。結論として、日本人の比較的に強い環境保護意識は国家の法律や教育の原因だけではなく、日本の文化的根源と密接な関係も持っているということを推論する。これをもって、日本の優れた環境保護の特徴が私たち中国人一人一人の環境保護意識上の強化に役に立てばと思う。
キーワード：廃棄物処理；取り組み；環境保護意識；文化的根源
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 日本廃棄物処理の概況-2
1.1廃棄物の定義と区分-2
1.2日本廃棄物処理の歴史-2
1.3日本廃棄物処理の流れ-3
第二章 日本廃棄物処理事業の実例——仙台を例にして-4
2.1仙台廃棄物処理の概況-4
2.1.1仙台廃棄物の区分と収集形態-4
2.1.2仙台廃棄物処理の施設と排出量の推移-5
2.2仙台廃棄物のリサイクルの推進-6
2.2.1資源回収の推進-6
2.2.2廃棄物区分の普及啓発-6
第三章 日本の取り組みから見る日本人の環境保護意識-8
3.1法的取り組みから見る日本人の環境保護意識-8
3.1.1日本のリサイクル法-8
3.1.2循環型社会の形成に向けた法制度-8
3.2地域住民と関係者の取り組みから見る日本人の環境保護意識-9
3.2.1廃棄物減量に向けた啓発活動の実施-9
3.2.2住民と事業者の協力-9
3.3教育の取り組みから見る日本人の環境保護意識-10
3.3.1「市民力」を高める環境教育-10
3.3.2持続可能な社会を目指す環境教育-10
第四章 日本人の環境保護意識の文化的根源-12
4.1自然環境-12
4.2自然観-12
4.3宗教観-13
おわりに-14
謝辞-15
参考文献-16
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