要旨：ほとんどの日本人は強い環境保護意識を持っていて、ゴミの出し方など日常生活の些細なことにも気をつけている。一方、中国ではゴミ処理の問題がだいぶ深刻化になってきている。
では、日本ではゴミ処理において具体的にどのようにやっているのか。日本人にはどんな環境意識を持っているのか。中国にはどんなところが参考になれるのか。
それらの問題意識を持ちながら、本論文では日本における日常ゴミの処理から、歴史的にみるゴミ処理の政策を踏まえ、日本人の環境意識を考察する。また、ゴミ事情にかかわる中日比較を通して、中国に参考できる点を見出す。
本論文の構成として、第一章では日常生活におけるゴミ処理の事情について調べた。第二章では歴史的に見た日本のゴミ処理の政策について江戸時代と第二次世界大戦後に分けて論じた。第三章は環境にかかわる日本の教育と意識について論じた上、中日の環境意識を比較し、日本から中国に与えられる参考点を見出した。
以上から本論文は以下の点を結論として取りあげる。まず、日本では国民は家庭・学校・社会・行政からゴミや環境保護に関する教育を小さいごろから受けていることがわかった。また、環境意識に関する中日比較では「食べ残し」への考え方や公共スペースへの清掃から、意識と行動の両面において中国と日本との違いを比較した。最後に日本から中国への参考点として3点を挙げることができた。
キーワード：日本、ゴミ処理、環境意識、中日比較
摘要：大多数日本人具有很强的环保意识，从排放垃圾的方式到一些生活上的小细节都很注意。另一方面，作为中国人对中国的垃圾处理问题有很深刻的印象。
那么，在日本具体是怎么处理垃圾的呢？日本人有怎样的环保意识，中国人又有什么地方可以参考。
带着这样一个问题，本论文介绍了日本日常的垃圾处理，历史上有过的垃圾处理政策，对日本人的环境意识进行了研究。将之与中国进行比较，得出中国人可以借鉴之处。
本文的结构，第一章是日常生活中的垃圾处理情况调查。第二章讨论了江户时代和第二次世界大战后，日本垃圾处理政策。第三章是通过介绍日本人的环境教育和意识，与中国比较，得出中国可以借鉴之处。
以下是本论文的一些结论。首先，日本国民在家庭、学校、社会、行政等方面从小就受到教育。然后关于中日的环境意识比较、两国人民对食物过剩的想法和公共场所的保洁、意识和行动都不同。最后列举出3点中国可以从日本学习的参考点。
关键词：日本、垃圾处理、环境意识、中日比较
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