要旨:敬語をもっている日本人は、それが在ることが空気のように当たり前に感じるばかりで、それにすっかり安住して、敬語がどうしてあるのかということについて思いを巡らすことさえ滅多にない。敬語の働きについて考えたことなどは到底ない、敬語抜きで日本語をどう使ったらいいかなど想像できないありさまである。日常の人間関係を敬語なしで円滑に進めようとすると、唇寒しということになりかねない。それとも人間はともすると敬語に寄りかかって、自分なりの表現を使ってそのときどきの対人関係をつくるという心を忘れがちなのではない。もしそうならば、あたら敬語があるせいで、日頃心をことばにする仕事を怠っているのかもしれない。そうなら、ことばによって人間関係を構築することができる。
キーワード:敬語;人間関係;日中差異
摘要:对于一直使用着敬语的日本人来说,敬语就像是我们周围的空气一样平常。但人们对于为什么会有敬语这样的问题却根本不会去想。更不会去想敬语的作用和如果没有了敬语的话怎么去使用日语这样的问题。如果没有了敬语,对于维持人际关系也是很难的。人们在各种各样的人际交往中可以使自己清楚的意识到要使用怎么样的与自己相称的语言。正是因为有了敬语,才使人们时刻有一种积极工作不敢怠慢的心。这样的话,也可以很好的构筑自己的人际关系了。
关键词:敬语; 人际关系;中日差异