要旨:「フリーター」という小さな雇用形態ができたのは、1980年代後半のバブル経済の時期だった。最初は「夢に向って頑張り続ける若者」という意味だったが、今は「年齢15歳から34歳以下の若年者で、無職者あるいはアルバイトをする若者」と定義された。現今、世間の人々はフリーターの生活現状に不安を募らせている。本稿はフリーターの起源、発展を比較・整理し、先学の研究を元に、家庭・社会から、それにフリーター自身からのプレッシャーを分析する。フリーターの登場は日本社会のみならず若者にもマイナスな影響を与えている。そして、フリーターが非正式的な仕事をしているから、未婚・晩婚及び少子高齢化などの問題が深刻化しつつある。こういう悪影響はもう社会に不安定をもたらした。フリーターの生活、就職などをめぐる問題の解決に、政府、自治体、それに自身の努力が必要だ。最も大事なのは保障や支援策を推進して、フリーターによりよい就職環境を提供する。フリーター問題の解決を期待していると同時に、大学生自身として就職難に真っ向から直面しなければいけない。フリーター生活現状に対する研究は、間もなく社会人に門出する大学生に就職指導の参考になれば何よりと思う。
キーワード: フリーター;生活現状;解決;大学生
摘要:飞特族产生于1980年代末期的泡沫经济时期,是一种较小的雇佣模式。最初指“抱有坚定梦想并为此努力的年轻人”,现定义为年龄在15至34岁之间,没有固定职业,从事非全日制零时性工作的年轻人。如今,人们对飞特族的现状感到不安。本文经过整理比较飞特族的起源、发展过程,在前人研究的基础上分析了来自家庭、社会乃至自身的压力。飞特族的出现对日本社会特别是年轻人产生了负面的影响,而且由于飞特族从事不稳定的零时性工作,一定程度上带来了未婚晚婚以及少子老龄化的趋势。这些问题已然引起了社会的不稳定。要解决飞特族的生活、就职等一系列困难,离不开政府自治机构个人三方的努力。尤其重要的是加大保障和支援的力度,为飞特族创造良好的就业环境。在解决飞特族面临的困境的同时,大学生作为年轻人也将面临职业的选择。对飞特族生存现状的研究,能够对即将步入社会的大学生起到职业选择的指导作用。
关键词: 飞特族;生存现状;解决;大学生