要旨: 日本語には省略現象が著しく見られている。特に日本語の人称代名詞の省略が周知のことである。日本語の中の一人称代名詞の数が多いけど、使用頻率は中国語より低い。本論は言語学の角度から、現代日本語と中国語の一人称における使用頻度相違の原因を探求しようとする。しかし、今までの研究は主に省略現象に拘り、顕現する現象にはあまり触れなかった。小論ではこの顕現する現象を対象としてその理由を探るために分析を行う。
小論は三つの章に分ける。第一章では日本語の一人称についての先行研究を概観し、主に省略現象に関する研究を紹介する。第二章では、用例分析によって日本語の会話文における主題または主語としての1 人称代名詞の顕現について検討する。第三章では、具体的に中日の一人称の区別を分析する。
キーワード:一人称;省略;顕現;中日
摘要:日语中省略现象非常严重,特别是日语人称代词的省略广为人知。虽然日语中第一人称的种类繁多,但其使用频率却远远低于汉语。本论文对现代日语和汉语中的第一人称进行对比研究,从语言学角度来分析两者使用频率差异的原因。另外,现如今的研究主要拘泥于对省略现象的调查,而很少提及显现的情况。本文还会以显现的情况为对象,对其显现原因进行了分析。
小论分为三章,第一章概括了日语第一人称的相关先行研究,主要介绍了省略现象的研究;第二章用例子分析法讨论了在会话文中作为主题主语的第一人称的显现;第三章主要比较了中日第一人称的不同之处的具体分析。
关键词:第一人称;省略;显现;中日