要 旨: 文の時制は動詞時制と関係がある。時制は一般的には過去時と現在時と将来時と分かれる。本文は日本語動詞の時制を研究の中心として、過去時と非過去時から分析し、状態動詞と瞬間動詞と持続動詞などの分類で中国語動詞と結んで述べる。短文の理解の後、できるだけ複文の動詞について説明する。
キーワード 時制 動詞分類 短文 複文
摘要:句子时态与动词时态有很大联系,时态一般分为过去时、现在时和将来时。本稿以日语动词时态为研究中心,将日语动词时态分为过去时和非过去时进行研究,并将日语动词分为状态动词、瞬间动词、继续动词等四类动词,结合中文动词时态进行阐述。在单句理解后,进一步对复句的动词时态进行了力所能及的解释。
关键词语 时态 动词分类 单句 复句
日本語の動詞の時制は、「過去」と「非過去」にしか分けられるのに対して、中国語の動詞は「過去」と「現在」と「将来」に分けられる。日本語には、「する―した」、「あつい―あつかった」、「雨だ―雨だった」という対立する形式(現在形と過去形)があるが、中国語では、「きのう図書館で勉強した(昨天我在图书馆学习)」、「きょう図書館で勉強する(今天我在图书馆学习)」、「あした図書館で勉強する(明天我在图书馆学习)」のように、三つとも同じ形である。こういうわけで、中国語は時制を持たないという見方もあるのである。
日本語の時制は、事柄の発生や状態の存在の時間と発話の時間との対立の関係である。すなわち、話し手の視点を参照点として、事柄や状態の時間関係を示す方法である。それに対して、中国語の時制は話し手の視点とはぜんぜん関係がないのである。日本語の時制は普通動詞の形態によって区別する。一般的にいえば、日本語は現在時と過去時の形態しかなく、将来時の形態は持たない。現在と将来の形態は動詞の「る」形で示し、過去の形態は動詞の「た」形で表現する。