要 旨:西洋列強の侵出によって、中国と日本は民族危機に陥った。梁啓超と福沢諭吉は自国が置かれている危機的な状況がよく分かって、西洋文化を通して、自国を救おうとして、力を尽くした。彼らは二人とも国民の啓蒙を重んじて、独立心と自尊心を持つように国民を啓蒙していった。
西洋文化の導入は21世紀の現代にまで尾を引く重要な問題である。グローバル化の流れの中で、アジア諸国は再び「外国文化の侵入」の問題と直面している。どういうふうにバランスを取ったらよいのか、それも現代の学者が研究している課題である。梁啓超と福沢諭吉が中日文化の近代化の中で体験したこと、反省したことの中には、私たちが今日なお参考、学習すべきところが多々あると考えられる。
キーワード:文明開化、近代化、西洋文化、文化摂取、国民教育
摘 要:由于西方列强的入侵,中国与日本陷入了前所未有的民族危机中。梁启超与福泽谕吉深知国情,并致力于以西学救国。他们二人为塑造具备独立心和自尊心的新国民,都非常重视国民的启蒙教育。
西洋文明的引入问题对于21世纪的现在仍留有巨大影响。在全球化的洪流中,亚洲各国又不得不再次面对“外国文化入侵”的问题。而如何在这之中取得平衡,这是现代学者正在研究的课题。梁启超,福泽谕吉在日中文化的近代化过程中的经历、反思,对于解决这个问题是具有参考学习的价值的。
关键词:文明开化、近代化、西洋文化、文化摄取、国民教育