要旨:近年、日本企業ではグローバル戦略を実施し、海外投資の重要な一環として海外支店を設立し、海外市場を広げていくという多国籍化をすすめている。異国異文化における海外子会社は経営理念や、人事管理などの面で、地域によって異なると思われる。日本の親会社はどのように海外子会社を見ているのだろう、また海外子会社は親会社の戦略によりどのような影響を受けているだろうか。本稿では、経営資源の移転という原点からグローバル戦略を分析し、そしてワンウェーの移転への指摘からまとめられた現地化の必要性を述べ、さらに日本中心のワンウェーという発想に影響された海外子会社の実態をたどり、最後に多国籍企業のありかたを展望した。
キーワード：多国籍企業；グローバル化；意思決定；日本中心ワンウェー；現地化
摘要:近年来，越来越多的日本企业实施全球经营战略，将设立海外工厂和海外分公司作为海外投资的重要一环，以此来拓展海外市场。身处异国异文化，海外分公司在经营理念、人事管理等方面，由于地区不同理所当然会有所差异，日本公司总部在这一问题上是如何看待和处理的呢?同时，海外分公司又因为总部的战略决策受到一些什么影响呢？带着这些问题笔者写了本论文。该论文以经营资源的转移为起点分析全球战略，指出日本跨国企业的经营资源转移是单一方向的转移，由此总结出经营本地化的必要性。此外，还阐述了企业以日本总部为中心实施全球战略的事实，以及该事实对海外分公司造成的影响，最后是对多国籍企业应有状态的展望。以上即为本论文的主要内容。
关键词:多国籍企业；全球化；战略决策；以日本为中心的单一方向；本地化
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