要 旨:日本語には、たくさんの慣用句がある。日常会話や文章に中でよく使われている。 なかなかおもしろい。そして、慣用句と連語はいずれも2語以上の組み合わせでできているから、日本語を勉強している中国人の日本語学習者たちはよく日本語の慣用句と日本語の連語を理解し間違う。中国人の日本語学習者にとって慣用句の特徴の認識がまだ未解決なようである。だから、日本語慣用句の特徴について研究したい。
キーワード:慣用句;日本語;特徴
はじめて日本語の慣用句を知ったのは大学2年生のときだった。ある日、図書館で本を読んでいたとき、「目」という言葉を使う短句が多くあるのを発見した。しかも、ほとんどの意味は私が思ったのと違った。すなわち、多くの短句の意味は構成語から類推できなかったのだ。私はこれに引かれた。後でこれが「慣用句」だとわかった。
日本語には、たくさんの慣用句がある。日常会話や文章に中でよく使われている。 なかなかおもしろい。そして、慣用句と連語はいずれも2語以上の組み合わせでできているから、日本語を勉強している中国人の日本語学習者たちはよく日本語の慣用句と日本語の連語を理解し間違う。中国人の日本語学習者にとって慣用句の特徴の認識がまだ未解決なようである。だから、日本語慣用句の特徴について研究したい。
先行研究には、 慣用句の中の身体語彙についての研究が多い。 慣用句の中の頭、 顔、目、鼻など身体語彙について日本人はどのように理解するのかについての研究や、身体語彙に関する慣用句の日中対比などの研究がある。たとえば、劉珏氏の『浅谈日本人对日语惯用句中身体词汇的理解』(2002 年)において「頭をひねる」、「一頭地を抜く」の中の頭と言う語彙について日本人の理解を詳しく論じている。