要旨:「外来語」と言うのは、外国の言葉を日本語の中に取り入れ、自国語として使っているもののことである。日本語の中に外来語が重要な地位を占めている。日本ほど外来語の多い国はない。明治維新以来、外来語が絶えずに日本語の中に取り入られて、日本人の文化視野を広くするだけでなく、日本に新しい観念、知識、物事をもたらした。更に、日本人の考え方に影響を与えた。
本文では外来語と日本、日本人の関わりをいくつかの方面から少し論じている。本論は主に外来語の由来、外来語の吸収する歴史をもう一度振り返ってみる。それから、外来語は日本の国際化を象徴する観点を述べる。
ところが、長い歴史の発展の中、日本は孤島として、独自的に自身の文化を発展してきた。古代日本は低いレベルの状態であって、文化も同じレベルであった。古代の日本文化のレベルが古代の中国文化のレベルより相当に低いので、はるかに先進的な中国文化を日本に取り入れられた。また、近世になって日本の社会文化が相当な発展を見せたが、欧米の資本主義文化と比べるとまた遅れた。だから、近世以後の日本は西洋文化に対し、大規模に吸収した。このうちに外来語は交流の言語道具として、重要の役割を演じている。また、日本各時代の特徴を現れたものであり、日本の国際化の象徴として移り変わりしている。
キーワード:外来語 発展 国際化 象徴
中文摘要:所谓“外来语”是把外国语句引入日语中,作为日本本国词句使用的语言。日语中外来语占有很重要的地位,可以说没有比日本使用外来语更多的国家了。明治维新以后,日本人就不断的引进外来语,不仅开阔了日本人的文化视野,也把新的观念、知识、事物带到了日本。并且对日本人的思维方式也产生了影响。
本文从几个方面论述外来语与日本、日本人的关系。在本论中叙述外来语的发展历史,主要回顾外来语的由来和不断从国外吸收外来语的过程。进而,阐述外来语是日本国际化象征的观点。
在长时间的历史发展中,日本作为一个孤岛独自发展着自己的文化。其间的古代日本处于非常低的发展状态,文化也是一样。又由于与中国相邻,文化就像从高地流入低地一样,日本大量的引进了中国的先进文化。此后,日本的文化发展了起来。但是,到了近代,比起欧美的资本主义还是相差太远,所以,近代以后日本又大规模的吸收西洋文化。在这过程中,外来语作为交流的工具,起着很重要的作用。它表现出了日本各个时代的文化发展特色,并作为日本国际化的象征不断发展变化着。
关键词:外来语;发展;国际化;象征
しかし、その中でカタカナで書いた英語、ロシア語、フランス語などは外国人がよく聞き取れない。では、なぜ日本人は今も外来語を使い続けているだろうか。考えてみると、世界どの国の言葉でも、外来要素を持っていると言っても過言ではない。言語、特に他国から借り入れている「外来語」を通じて、文化受容の消長が考察できるだろう。この理由で、日本の外来語はいっぱいあるだろう。日本の文化は古くから外来文化を取り入れる上で発展してきたのである。そして、吸収してきてから、そのまま使うのではなく、また改良して自分なりのものになった。また、外来語に関する書類と資料も、いろいろあるので、私の観点にプラスになると思う。楳垣実(昭和33年)は外来語について、日本語の外来語の歴史と構造がはっきり分かったが、外来語の国際化の意味の面では言及されていない。これから本論で説明している。
では、本稿でこの外来語は日本の国際化を象徴するものであるという論点をめぐって、まず、外来語の発展の条件、過程、変化について述べ、次に日本人が外来語に対する態度、そして外来語は日本人に与える影響などを検討することによって、この外来語の国際化の象徴する意味について考えてみたいと思う。